note記事「エコーチェンバー現象の恐ろしさ」

ネットでみられるエコーチェンバー(共鳴室)現象というのをご存知でしょうか?

似たもの同士がつながる閉じたネット環境で、同じ立場の意見をかわしあううちに強化され、「自分たちが正しく、多数派だ」と勘違いすることを指します。このエコーチェンバー現象はとてつもなく怖いもので、現代ネット社会では大きな問題となっています。

この現象によって、普通の人がひどく偏った情報を狂信的に信じて、他人から見たら信じられないような行動をとってしまったりします。

例えば、がん患者さんでも抗がん剤(がんに対する薬剤)に関して不正確な情報を強く信じてしまう人がいます。「アメリカでは抗がん剤は使われていない」「WHOは抗がん剤を禁止している」「効かない抗がん剤を使っているのは日本政府や製薬会社の陰謀だ」のような明らかなデマを頑なに信じて、がん治療をやめてしまい、食事療法のみでがんを治そうとしてしまったりします。

なぜ、このような明らかなデマを信じてしまい、命を失いかねない危険な行動をとってしまうのでしょうか?これには多くの問題が複雑に絡んでいますが、この重要な原因の一つがエコーチェンバー現象です。

この現象についてnote記事で詳しく解説しました。宜しければご覧ください。

note記事「エコーチェンバー現象の恐ろしさ」